2010.JAN
マレーシア味めぐり マレーシア風肉じゃがポンテ マレーシアの料理というとスパイシーなイメージがありますが、中には日本の味によく似たものあります。今回ご紹介するポンテがその典型で、同じアジアならではの共通した食文化に興味を引かれる一品です。
日本人の口によく合う甘辛く煮込んだ家庭料理
ポンテPongtehはニョニャ料理に登場する家庭料理なのですが、これが見た目といい、味といい、日本人にお馴染みの肉じゃがそっくり。材料もよく似ていて、鶏や豚、じゃがいも、玉ねぎ、乾しシイタケなどで、これを甘辛く煮込んで作ります。ニョニャ料理は中国文化の影響を受けているため、ポンテを煮込むときに使う調味料は醤油、砂糖、トォチオと呼ばれる豆味噌など、日本料理にも合い通じるものが多いのです。しかし、マレーシアで独自の融合文化へと進化したニョニャ料理だけあって、最後にお好みでスパイシーなサンバルソースやライムを添えて食べる点が特徴です。そのまま食べたら確かに肉じゃがそっくりなのですが、サンバルの辛味によって味がグンと南国らしくなるから不思議。マレーシアならではの、ユニークな食文化に触れたいと思ったら是非ニョニャ料理店に入って、ポンテを味わってみてください。
<写真上>どう見ても肉じゃがそっくりのポンテ。 <写真下>ポンテを出しているセントラルマーケット内のレストラン「プレシャス」。