11月号特集 訪れてみたい小さな田舎町 Part3:イポー&タイピン

コロニアル建築が残るイポー旧市街
マレーシア第四の都市イポーは、イギリス統治時代に建てられたコロニアル建築を数多く残す町です。多くの見どころが集まるのは旧市街。のんびり散策しながらマレーシアの歴史に触れてみましょう。
白亜の鉄道駅から町歩きをスタート
イポーの町は中心部を流れるキンタ川を隔てて西の旧市街と東の新市街に分かれています。重厚なコロニアル建築を残す旧市街には、歩いて回れる範囲に見どころが集まっています。
それではおすすめルート順に見どころをご紹介しましょう。
■イポー鉄道駅 / Ipoh Railway Station
1917年に完成した白亜の駅舎です。クアラルンプール鉄道駅と同じイギリス人A.B.ハボックによって設計されたもの。2階はステーションホテルになっており、鉄道で旅する人々の姿が旅情を誘います。
■タウンホール / Town Hall
イポー駅から道路を隔てたところに建つのが1916年完成のタウンホール。戦後まだ独立前のマレーシアで初となる政党が結成され、その初会議を行った場所としても知られています。
■パダン(広場) / Padang
タウンホールの北東に位置する広大なグラウンド。周囲にはかつて西洋人の社交場であったロイヤル・イポー・クラブや古いショップハウスが並んでいます。観光インフォメーションセンターがあるので情報収集にも便利です。
■セント・マイケル・インスティテューション / St. Michael Institution
パダンの北側に位置する美しい校舎で、1922年から30年間をかけて建造されました。現在も学校として機能していますが、第二次大戦中は日本軍がペラ州における拠点として利用した歴史があります。
■タウン・パダン・モスク / Town Padang Mosque
1908年にインド系労働者によって建てられた、ムガール調の建築様式が美しいイスラム寺院。この時代、イギリス統治下で数多くのインド系移民がマレーシアに渡ってきた歴史を物語っています。
■ダルル・リズアン博物館 / Muzium Darul Ridzuan
錫産業で財を成した富豪の邸宅を改装した博物館。イポー周辺での錫採掘の歴史資料のほか、ペラ州の自然や野生動物にまつわる展示品も置かれています。旧市街の北のはずれに位置しています。
[開館]9:30-17:30(無休)[入館料]無料