マレーシア味めぐり

ロゼル
マレーシアのレストランや町角の屋台で、真っ赤なドリンクを目にすることがあります。
なんだか体に悪そうにさえ思えるこの食材、その正体を探るとマレーシアならではの生活の知恵が見えてきました。
太陽がはぐくんだ南国の健康食品
一見してその奇抜な色彩に驚く人も多い真っ赤なドリンク。その正体はロゼルRoselleと呼ばれるハイビスカス科の花から抽出された色素です。ハイビスカスはマレーシアの国花になっているほど身近な存在で、人々は古くからその一種であるロゼルをジュースにしたり、干して保存用に加工するなどして食生活に取り入れてきました。また、ロゼルはビタミン、ミネラル、アミノ酸や、眼精疲労に効果的とされるアントシアニンが含有しているので、まさに南国の暮らしから誕生した天然の健康食品なのです。味はというとクセがなく、それだけ加工製品にも向いているのか、最近ではジャムなどにしてお土産用に売られていることもあります。皆さんも町角で見つけたら是非トライしてみてください!

ピンポン玉くらいのロゼルの花

加工品のジャムはお土産にも最適