
クチンの町歩きのメインとなるのはウオーターフロントです。サラワク川沿いにはよく整備された遊歩道が続いていて、川からの風に吹かれながら気持ちよく散歩が楽しめます。
ムルデカ広場から延びる通りとサラワク川がぶつかるあたりには、ヨーロッパ風の建築が立ち並んでいます。中央郵便局や観光案内所も白亜の重厚な建物です。対岸にはラジャ・ブルックゆかりの王宮やマルガリータ砦などが見られます。渡し舟があるので、これを使って対岸へ渡ってみましょう。
ウオーターフロントの遊歩道と並んで延びるメインバザールには、カラフルなショップハウスが連なっています。これらの多くはボルネオならではのおみやげ屋さんやアンティークショップですが、このあたりについては、あとで詳しく触れることにします。この通りから1本裏に入れば中国語の看板が並ぶチャイナタウンです。
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歩きやすいウオーターフロント |
川の横断は水上タクシーで |
対岸のマルガリータ砦 |
さらにディープなクチンに触れたければ、観光案内所からウオーターフロントを逆に西側へ進んでみましょう。目に飛び込んでくるのは、雑然とした人ごみとその向こうに見えるピンク色のクチン・モスク。この周辺がクチンで最も古い町並みが残るエリアです。
このあたりで一番賑やかな通りが、ジャラン・インディア(インド通り)です。その名前からインド人街かと思いきや、道の両脇に並ぶ店は中国人やマレー人の店ばかり。いったいこの通りのどこがインド通りなのでしょうか。細い路地を入っていくと……お、ありました、ありました。色とりどりの香辛料を売る店が。実のところ、現在クチンで暮らしているインド人は全人口の数パーセントに過ぎないのだそうです。案内板によれば、150年ほど前はここにはインド人店がたくさん並んでいたそうで、通りの名前はその名残のようです。
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中央郵便局が入る重厚なビル |
スパイスの香りが異国情緒を誘う |
ジャラン・インディアの現在の姿 |








