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| カレンダーを開くと・・・あれ?今年は2007年のはずなのに1428年の表示が。実はこれ、マレーシアの国教であるイスラム暦の年号です。考えてみれば日本でも西暦と元号の両方が普及していますね。イスラム暦は毎年変動し月の呼び名も独自ですが、最後の月がラマダン(断食の月)、それが終わると晴れて新年というわけです。もちろんマレーシアでは国教は定めても個人の信仰は自由。中国系住民はチャイニーズ・ニュー・イヤー(“旧”正月とは呼びません)、インド系が中心のヒンドゥー教徒はディーパ・バリ、キリスト教徒ならクリスマスと西暦のニューイヤーなど、イスラム教以外の主要行事も祝日になっています。 |
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| イスラム暦の日付(左上)や週ごとの祭日(下)がひと目でわかる。 |
地域によって民族比率に偏りがあるのもマレーシアの特徴です。イスラム教徒の多いトレンガヌ州やクランタン州では中国正月は祝日ではありませんが、逆にラマダン開始日は祝日。博物館の見学などを予定するなら、滞在する州の祝日もチェックしましょう。
多民族社会とは単に外見や言葉の異なる人々の集合体というだけでなく、様々なライフスタイルが混在していることにほかなりません。例えば「マレーシアのお正月はいつ?」「マレーシア人にとって最も大切な宗教行事は?」という質問に一言で答えを出せない、もしくは答えは複数ある、そういう社会を意味します。だからこそこの国は多彩で奥深い魅力に包まれているのでしょう。 |
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