Q: 本日はマレーシアのソンケット(金糸銀糸をあしらった高級織物)の衣装をお召しになっていますが着心地はどうですか?
A: 正装なので重そうに見えますが意外にも楽な着心地ですね。マレーシアの衣装といえば、実は私も現地で購入したことがあります。たしかKLのセントラルマーケットだったかと思いますが、上下でセットになった衣装(サロン・ケバヤ)をセレクトしました。
Q: 遡ること97年にアルバム『マラッカ』を発表されましたが、その経緯は?
A: それまで日本やイギリスを舞台に活動してきましたが、次第に私の中にある東洋と西洋双方の要素を意識するようになってきたんです。そこで当時プロデュースをお願いした窪田真琴さんに話しましたら、イメージにぴったりな町としてマラッカを紹介いただいたのです。マラッカは初めてなのにどこか懐かしさのある不思議な町。とても気に入っています。
Q: マレーシア各地に旅行されていますが、特に印象深い思い出は?
A: 感動的なランカウイの夕陽! 雑誌のお仕事でサンセットクルーズに出たのですが、しばらく沖をめぐった後にヨットのエンジンを切ると、波や水の音がやさしく耳に入ってくる。「海ってこうなんだ!」と気づくような感覚です。
ちょうど乗り合わせたイギリス人夫妻がレ・ミゼラブルのファンで、私に「一曲お願いできないか」と。心地よい雰囲気も手伝って即興で披露することに。甲板で夕陽をバックに『On My Own』と日本の『花』を歌い終えたまさにその瞬間、アンダマン海に真っ赤な太陽がスーッと沈んだんですね。それは人の手には不可能な、自然が創造した素晴らしい舞台のよう。忘れられない思い出です。
Q: 次に旅行に出るとしたらどんな過ごし方をしたいですか?
A: リゾートだったらゆっくりして、スパを楽しんだり、海に潜ったりと気ままにのんびり
過ごしたいですね。自然が豊かな場所ならネイチャーアクティビティにも魅かれます。ボルネオのセピロックで、ザワザワ森の木々を伝って現れるオランウータンを見学したのも楽しい体験でした。
他方で都市といえばクアラルンプールの変貌ぶりも気になりますね、行くたびに新しいものがあって。次回どんな姿に出会えるのか楽しみです。
ありがとうございました。
ニョニャ料理もお好きというほど、幅広いマレーシアの魅力をご存知でいらっしゃる島田歌穂さん。お忙しいスケジュールの合間にも関わらず快く素敵なエピソードを聞かせてくださいました。マレーシア政府観光局挙げて、ますますのご活躍を応援しています!
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